新商品
東京手仕事 〜えんのおかげ〜
東京の「伝統工芸品」は、新取の最新に富む江戸職人の匠の技と心意気によって、磨かれ、洗練され、愛されて連面と受け継がれてきました。
「東京手仕事」は、そんな伝統の技に光を当て、匠の繊細な「手仕事」の魅力を国内はもとより世界に発信していく取り組みです。 ※東京手仕事のホームページより抜粋
と言うことでRamudaも今回出品させていただきました。
傘生地と販促資料のデザインはjma(主要製品 東京国際空港第3ターミナルビル 建築)の鈴木康洋氏とのコラボで、傘生地で有名な富士吉田の甲州織の伝統を活かしつつダイナミック配置できる方法を考案いたしました。
色だし、糸の太さ、よーく見るとわかるのですが鶴の羽のひらひらの細かい所まで再現するのに何度も何度も修正を繰り返し。ハタオリの職人さんには何度も無理を言って出来上がりました。
デザインについてですが。
鶴は「長寿」「生命力」などの意味合いがあり、また、つがいになると一生添い遂げることから「夫婦円満の象徴」でもあります。
束熨斗さ沢山の熨斗を束ねることから「人々からの祝福」「人と人の絆」「幸せを分かち合う」などの意味合いがあります。
傘の贈り物は縁起がいいと言われている「末広がり」。漢数字の「八」のように、下へ向かって広がった傘はまさに末広がりの形状で、縁起の良さを感じられます。
更に弊社に在籍する社員である伝統工芸品2人の奥田正子と林康明により傘を作りあげました。
生地のデザインを凝った分、生地の伸縮や癖が強く、何度となく試作品を作り、作っては直して何度も何度も試行錯誤を重ね作りあげました。
ここまでがかさのカバー作製です。
Ramudaの卓越した技術により「谷落ち張り」という骨の間が谷間のように見える独特のフォルムに作りあげています。
骨関節部での傘生地の擦れや破れを防止するために、骨と生地を直接触れさせないために、骨のダボ(関節部分)に当て布をします。
ロクロと骨を束ねる針金で指先を怪我しないために共生地で包み縫い上げます。
シワがよりやすい口とじを熟練した縫製技術でシワがよらないように露先を取り付けます。
傘の骨にはカーボンファイバーを使用して、軽さと丈夫な傘に仕上げてあります。
そして最後の仕上げはハンドル選び。
傘は開かないと生地の良さ、張りの良さなどがわからないので重要なポイントです。
今回の東京手仕事で惜しくも受賞は逃しましたが、支援商品に選ばれました!
6月1日より日本百貨店にほんばし總本店 コレド室町テラス1階にて先行販売いたします。
もう少ししたら公式通販サイトにて販売開始いたします。
百貨店の催事やポップアップもありますので、また決定しだいInstagramでお知らせいたします。
この度は色々なご縁があり皆さまのご協力でこのような素晴らしい傘ができあがりました。
日本人の伝統工芸士による日本製の傘。
これからもメンズ、レディース問わずみなさまに大切にしていただける商品を作って行きます。
これからもRamuda by ICHIHARAを応援お願いいたします。
最後に…
カラーバリエーションのご紹介忘れてました!
お気に入りの一本を見つけて下さいね!